アナリティクスだけで大丈夫?DMPで実現できること

図4

2015/12/10 マネタイズ公式ブログ 

Analytics DMP

DMPとは?
DMPというワードを聞いたことがあるでしょうか。DMPとは Data Management Platform の略語で、その名の通り様々なデータを管理するプラットフォームのことです。また、DMPには事業者がデータの販売を行う際に持つ「DMP」と、パブリッシャーが自らの顧客のために自社で持つ場合の「プライベートDMP」の2種類があります。

今回は「プライベートDMP」(以下DMP)に焦点を当てて書いていきます。

 

DMPの役割とは?
DMPの役割は大きく分けて3つあります。

1、データの収集、蓄積
例えば、cookieデータ、コンテンツプロファイルデータや、会員データ、購買データなどの1st パーティーデータのようなデータを一元管理、蓄積することができます。

2、データの分類、分析
データのセグメント化を行うことができます。主にサイトを訪れた人を単位として趣味嗜好や回遊の仕方等でデータを切り分けていきます。例えば、TOPページを訪れたことのある人は記事のみならずそのサイトに興味を示していると考えられるので、切り方として非常に有効と言えるでしょう。

3、データの活用、施策実施
分類したデータをもとにどのような施策が可能なのかを考えていきます。記事下のレコメンド記事の差し替え、DSPやSSPと連携したリターゲティング広告配信、メールマガジンの配信など、ユーザー1人1人に対して最適なコミュニケーションを行うことが可能になります。

 

具体的な施策
では、具体的にDMPを活用するとどのようなことが可能になるのでしょうか。

 
月間PVUU

 

上記グラフは、あるサイトにおけるユーザーとPVの関係を示すデータです。横軸が月間1ユーザーあたりのPV数、縦軸がそれぞれの割合となります。

このグラフを見ると、月間1~5PVを生み出すユーザーは全体の約80%を占めており、そのユーザーが生み出すPVは全体の約20%を占めています。

一方、月間25PV以上を生み出すユーザーは全体の数%であるが、そのユーザーが生み出すPVは全体の約60%という結果を示しています。

では、この分析をもとにどのような施策が行えるのでしょうか。

もし、会員制のサイトだとすると、25PV以上を生み出すユーザーが会員未登録ならば会員登録を促す広告プロモーションを行うコミュニケーションが非常に有効でしょう。

一方、月間1~5PVを生みだすユーザーに対してはさらに深く、例えばサイト滞在時間、趣味嗜好等でセグメントを切り分けて、ユーザーに最適なレコメンド記事を表示することにより回遊率を上げる施策も可能でしょう。

このような単純なセグメント切り分けからでも様々な施策を行うことができるため、まずは、自社サイトに合った最適なセグメント切り分け、それに基づく施策を行っていくことが大切になります。

 

最後に
現在では色々な会社が様々なプライベートDMPを販売しています。もしこれからDMPを導入する予定があるようであれば、「何がしたいのか」の目的を念頭に置き、その上で目的に合ったデータ収集、分析、施策実施までスムーズに行えるのかを吟味して商材を選定する要があります。

また、すでに導入されているならば、以上のことを意識してPDCAサイクルを回していくとより良い活用の仕方が期待できるでしょう。

 

Written by 山崎 瑛記


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