メディア向け DoubleClick for Publishers 活用法

図1

2015/12/21 マネタイズ公式ブログ 

DFP

DoubleClick for Publishers (以下DFP)とは、ウェブメディアに広告配信・管理するためのアドサーバーです。

PC・スマートフォンウェブサイト、アプリにおいてGoogle AdSense や純広告、自社広告、アドネットワーク、SSPなどを配信管理できるだけでなく、使い方次第で自社で独自アドネットワークを構築することまで可能となる非常に優れたサービスです。その他、細かい機能も含めてこれほど充実した機能を持つ無料アドサーバーは数少ないため、DFPは世界的にも普及してきています。

まず、DFPには無償版(DFPスタンダード)とプレミアム版(DFPプロ)が存在します。DFPスタンダードは無料で利用できるため、月間数千万PVを超えるような大型メディアから中小メディアでも広く利用されており、広告運用最適化にもっとも相応しいツールと言えます。

但し、配信インプレションに制限があるので注意が必要です。Google公式サイトでは「1 か月に 9,000 万インプレッションを超える場合は、DFP プロをご利用ください」と推奨がある通り、ある一定配信量を超過すると、Googleより有料版への移行案内が届くと言われています。なお、広告の表示回数に AdSense は含まれないため、AdSenseを月間1億以上表示しても特に有料版に移行する必要はありません。

詳しくは、Google公式ブログにて記載されており、使い方のチュートリアルはこちらで確認できます。Google公式動画と合わせて、DFPの使い方を覚えられるため要チェックです。

DFPスタンダードは実に豊富な機能を取り揃えています。しかし、その基本を理解するには時間を要します。ここでは、簡単にDFPスタンダードの使い方や概念を紹介します。

まず、広告ユニット、オーダー、広告申込情報、クリエイティブの4つの用語から入っていきましょう。

 

・広告ユニット
実際に配信される広告枠のことです。広告タグを生成するための設定を含むタブです。
・オーダー
広告主単位でキャンペーンを管理する為のタグで、広告主やその連絡先などを設定します。
・広告申込情報
このタブでは、実際の広告配信の設定を行います。広告のタイプ(AdSense、スポンサーシップ、ネットワークなど)、配信するインプレッション数、配信割合、単価(cpm)などを設定します。
・クリエイティブ
画像やgif、動画など、広告クリエイティブを入稿するタプです。

 

テキストの説明で混乱してしまう方も多いと思うのでDFP設定管理における簡単なマップを示しながら、入稿方法を説明します。

図

 

⒈広告ユニットの作成
⒉オーダーの作成
⒊オーダーの下に広告申込情報を作成して、さらにその下にクリエィティブを追加します。
⒋その広告申込情報を配信したい広告ユニットに紐付ける。
⒌広告ユニットから広告タグを作成する
⒍広告タグをサイトに貼り付けて、広告配信スタート

 

ここで、2つ以上の広告申込情報を1の広告ユニットに紐付けた時、2つの広告申込情報の間で競争が起こり、DFPの広告配信ロジックによって、最も収益性の高い広告を出し分けることが可能です。競争の比較基準としては、広告申込情報で設定したタイプやCPMなどになります。

 

図2

 

つまり、広告申込情報で純広告やアドネットワーク、AdSenseを1つの広告ユニットに紐づけることで、DFPのロジックによって最適な広告配信ができるのです。

例えば、あなたがメディアの広告担当者だとします。アドネットワークや広告主からクリエイティブを渡されて、DFPに入稿すると、広告の出し分けが可能になります。(例:純広告50%、アドネットワーク50%)

あなたのウェブメディア専用の広告代理店としてDFPを機能させることができるため、広告の組み合わせ管理や最適化で、収益最大化を目指しましょう。

最後に、DFPは機能が豊富で使いこなすまでに時間を要します。フォーエムでは、DFPの高度な利用方法についてDFPのエキスパートがサポートできるため、ご興味のあるメディア様はこちらまでお問い合わせください。

 

Written by rororo


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